依存症について

ADDICTION

依存症ってどんな病気?

WHAT IS ADDICTION?

依存症とは、物質を摂取するかどうか、行動をとるかどうか、など、自分の意思でコントロールできなくなる「脳の病気」です。 代表的なものに「アルコール依存症」、「薬物依存症」、 「ギャンブル依存症」 があげられます。 依存症は進行性の病気です。放っておくと心身に生じる様々な症状が慢性化しますが、 適切な支援につながることで回復可能な病気です。

アルコール依存症とは

ALCOHOLISM

日本では20歳以上であれば誰でもお酒を飲むことができ、職場の付き合いや友人との楽しいひととき、冠婚葬祭などお酒を飲む場面は数多くあります。
アルコール依存症は、お酒を飲む人であればだれもがなり得る病気で、飲む量や頻度、お酒を代謝する力、環境など様々な影響により発症します。症状は「飲酒のコントロール」が難しくなることです。さらに、気分の落ち込みや意欲の低下、不眠などが生じるうつ病や、他の精神疾患を伴うこともあります。
お酒による問題(身体的、精神的、人間関係など)が生じているにも関わらずお酒をやめることができないのは、アルコール依存症の症状かもしれません。

こんな症状ありませんか?

  • 眠れないからお酒を飲む
  • 仕事終わりが近づくとお酒を飲むことを考える
  • 今日は休肝日にしようと決めていても、つい飲んでしまう
  • 以前に比べてお酒を飲む量が増えた
  • 健康診断で肝臓の数値を注意されたけど、お酒をなかなかやめられない

それって、
アルコール依存症かも……?

薬物依存症とは

DRUG ADDICTION

覚せい剤や大麻などの薬物は、日本では使用や所持が禁止されています。
使用を禁止されている薬物を使うことを「薬物乱用」といいます。最近では、病院から処方される処方薬やドラッグストアで手軽に買える市販薬の用法容量を超えて服用をする方もいます。そのような場合も薬物乱用となります。
そのまま乱用を続けると、薬物をやめたくてもやめられず、使用をコントロールすることが難しくなります。この状態を「薬物依存症」といいます。また、薬物によっては使用中や使用をやめたあとも、幻覚や妄想、不眠やイライラなどの「中毒症状」が出現することがあります。
日常生活や人間関係、心身の健康など様々な問題が生じているにも関わらず、薬物の使用をやめられないのは、意志の弱さや反省不足ではなく「薬物依存症」という脳の病気なのです。

こんな症状ありませんか?

  • 薬物を使っているが、やめたいと思っている
  • 薬物の使用が学業や仕事、日常生活に支障をきたしている
  • 使い始めた頃よりも、使用量や使用頻度が増えている

それって、
薬物依存症かも……?

ギャンブル依存症とは

GAMBLING ADDICTION

日本には、競艇や競馬といった公営競技、パチンコやスロット、宝くじなどの遊戯といった様々なギャンブルがあります。
これらのギャンブルを趣味や付き合いの範囲で行う人は多くいますが、必要なお金までもギャンブルに充てたり、ギャンブルのために借金を重ねたりして生活に大きな支障が出ている人もいます。
このように生活に大きな損失が生じているにも関わらず、ギャンブルを続けてしまう人はギャンブル依存症という病気かもしれません。

こんな症状ありませんか?

  • ギャンブルのこと(レースの予想、掛け方など)ばかり考える
  • 借金返済のためにギャンブルをしている
  • 家族に嘘をついてギャンブルをしている
  • ギャンブル以外に楽しみがない

それって、
ギャンブル依存症かも……?

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ご家族の方へ

依存症は、本人よりも先に家族や周囲の人が気づく場合が多くあります。依存症なのではないかと感じたら、当院にお気軽に相談ください。

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