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アルコール依存症とは?


アルコール依存症とは、自分で飲む量を調節したり、我慢をしたりということができなくなる病気です。
飲めば身体を壊すことが分かっていても、または職場や家庭などにも迷惑がかかるのが分かっていても、自力では酒を控えることができません。そのため、周囲との人間関係をうまく構築することができず、しだいに「生きづらさ」を感じるようになっていきます。


 アルコール依存症の特徴は?


 ◆ 自覚するまでに時間がかかる

  アルコールは、二十歳を過ぎれば誰もが飲むことができ、さまざまな形で私たちの暮らしに溶け込んでいます。そのため、知らず知らずのうちに飲酒量が増えていても本人や周りが気づきにくく、長時間をかけて進行していく場合が多い病気です。



 ◆ 否認の病

  自分がアルコール依存症であるということを認めるためには、大変な勇気がいるのもこの病気の独特な特徴です。依存症に対する偏見、治療法(断酒)への抵抗感など、さまざまな心理的要因があります。そのため否認している間に病状が進行してしまうケースも少なくありません。



 ◆ 強い飲酒欲求

  何十年と断酒を続けている人でさえ、「いまでも飲みたいと思うことがある」といいます。このように、アルコール依存症になると、飲酒欲求が大変つよくなります。孤独感やストレス、極端な疲労などの心理的負担が引き金になって再飲酒につながることもあります。



 ◆ 家族や周囲を巻き込む

  酒以外のことが考えられなくなり、正常な社会生活が送れなくなったり、家族に迷惑をかけたり、仕事や社会的信用を失ったり、借金を重ねて経済的に困窮するなど、家族や周囲の人を巻き込んでしまいます。



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 心当たりはありませんか?


 ▼酒量が増えた。適量でやめられない。飲み続けてしまう。

 ▼お酒の飲み方がおかしいと感じるようになってきた。

 ▼お酒がらみで家族や周囲に迷惑をかけてしまうことがある。

 ▼今日はやめておこうと思っても、結局飲んでしまう。

 ▼お酒がらみで仕事や人間関係に支障が出るようになった。

 ▼気がつくと、お酒を飲むことばかり考えている。

 ▼お酒がぬけると、イライラしたり、手が震える。



 上記の項目に、ひとつでもあてはまる人は要注意。アルコール依存症の疑いがあるかもしれません。


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 アルコール依存症かもしれない・・・と思ったら


専門の医療機関であれば、実際にアルコールを断ちながら、アルコール依存症について、正しく学ぶことができます。
現在私共の病院では、外来診察及び指導、入院等で患者さんの身体的、精神的諸症状に対して治療を行い、同時にアルコール依存症から回復するための系統的研修を行っています。


  回生病院の治療プログラムはコチラ

心当たりのある方は、ひとりで思い悩む前に、お電話ください。



☆ご家族・ご親族の方へ☆

アルコール依存症はその特徴から、本人よりも先に、家族や周囲の人が気づく場合が多くあります。

家族がアルコール依存症なのではないかと感じることがあったなら、勇気を出してしかるべき相談機関(断酒会などの自助グループや最寄の保健所、当病院の医療相談室等)に相談をしましょう。


   回生病院(代表)  0940-33-3554



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 自助グループのススメ

アルコール依存症は一生の病気であり、生涯を通じた断酒継続をしていかなければなりません。治療を行って健康的な生活を取り戻した後も、酒を飲みたいという飲酒欲求と、一生戦い続けなければなりません。

孤独な戦いでは、くじけそうになることもあるでしょう。それに打ち勝つためには、同じ目的をもった仲間と励ましあい、ともに戦うことです。そういった同志が集まる場所が、断酒会やAAと呼ばれる自助グループです。自助グループと繋がることで、同じアルコール依存症である苦しみを分かち合え、生涯を通じた断酒がしやすくなるでしょう。


☆社団法人全日本断酒連盟


☆AA(アルコホーリクス・アノニマス)


自助グループに関しましては、お気軽にご相談ください。



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